CIVIC TECH FORUM 2017
テクノロジーと作る私達のちょっと未来の話
- 市民、政府、企業、3つの視点から -
私たちはどんな立場であったとしても誰もが最終的には「市民」です。
立場を越えて、そろそろ自分たち自身のことを一番に考えてみませんか?
満員御礼!
イベント当日の登録はございません。ご了承ください
ABOUT
10:00(9:30受付開始)〜21:00
https://grid.tokyo.jp/
※領収書がご入用の方は、当日受付にてお申し付けください。
THEME
今年のCTFは3つの視点からテーマに沿った話をします。
市民コミュニティセクター
市民自身がコミュニティという形でシビックテックの活動をするシビックテックコミュニティとは本質的にどういったものなのか?民間企業でもなく、政府・自治体でもなく、市民自身が取り組む意味とは?
この数年で全国に拡がり始めたシビックテックコミュニティは少しずつ成果を出し始めています。しかし、一方で継続性や成長性、価値最大化など様々な課題があるのも事実です。あらためてシビックテックコミュニティについて考え、これからの姿を参加者みんなで語り合いたい。
民間セクター
民間企業がCIVICTECHの領域で持つべき役割は?民間事業会社、投資家だからこそ担う事が出来る役割について言及する。
経済のエコシステムを活用した、迅速にスケールを持って課題解決に取り組む様子や、既存の経済エコシステムだけに頼らない民間セクターの課題現場への参加の仕方について言及したい。
公共セクター
シビックテックの考え方を自治体向けに適応させたLocal GovTech(ローカル・ガブテック)。Local GovTechで実現する21世紀の行政に求められる課題、スタイルとは?
デジタル社会の進展に伴い、セキュリティやプライバシーを守りながらも自治体担当者がデジタル時代における新しい行政サービスの姿やより一層の効率性を実現する手法について理解を深めることが大切となっています。”Local GovTechとは何か?”を具体的な課題例とそれをささえる思想から理解できるようにします。Local GovTechにすでに取り組み始めている方々を交えて、思い描く少し未来の姿や挑戦、初めて取り組んだことなど、身の丈から始めるLocal GovTechについて語りあいたい。
AGENDA
6Fメインステージの隣のリラックススペースでは、会場内各セッションの中継映像をご覧いただきながら休憩が取れるよう準備しております。さらに幼児向けルーム、お子さん向けテクノロジー学習の体験コーナー、特産品や各地コミュニティ活動の掲載なども同スペースで常に開催しますので是非お立ち寄りください。
幼児向けルーム(キッズルーム)
リラックススペース内にキッズルームをご用意しています。お子様をお預かりする託児は行っておりませんが、安全管理のスタッフを配置しております。幼児が遊べるようなスペース(部屋)を用意しています。オムツ替え・授乳が出来るような準備もしております。
お子さん向けテクノロジー学習の体験コーナー
センサー&デバイス大好きな、大人になれない大人の集団ことTMCNが、子どもたちと一緒になって楽しむデバイスを使ったテクノロジー学習の体験コーナーをやります。
グラフィックレコーディング
全セッションにてグラフィックレコーディング(グラレコ)が入ります。グラレコとは、講演や会議の内容をイラストや図解を使ってリアルタイムに共有化する手法です。その場で展開されるアドリブやハプニング、会場の盛り上がりを肌で感じつつ内容を聴き取り、構造化し見やすいよう手書きで表現していきます。分かりやすい議事録にとどまらず、参加者の関与度を高め議論を活性化することに有効です。 会場内に貼りだしますので、参加できなかったセッションを観たり、グラレコから新たなアイデアを得るなど参加者どうし意見交換しましょう。
SPEAKERS
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NAOKI OTA
太田 直樹
総務大臣補佐官
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YOSHIHIRO KAMOZAKI
鴨崎 貴泰
社会的インパクトセンター長/認定NPO法人日本ファンドレイジング協会 事務局長
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KENICHIRO FUKUSHIMA
福島 健一郎
一般社団法人コード・フォー・カナザワ 代表理事
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TSUBASA YUMURA
湯村 翼
国立研究開発法人情報通信研究機構 研究員
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HIROYUKI HORIN
法林 浩之
日本UNIXユーザ会 幹事/さくらインターネット株式会社 コミュニティマネージャー
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SHUNSUKE NARISAWA
成澤 俊輔
NPO法人FDA 理事長
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MIKA YAMAMOTO
山本 美香
Airbnb Japan株式会社 公共政策担当部長
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TOSHIKAZU SETO
瀬戸 寿一
東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)・特任講師
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YOICHI ASO
麻生 要一
株式会社リクルートホールディングス Media Technology Lab. 室長/Tech Lab Paak 所長
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SHINTARO EGUCHI
江口 晋太朗
編集者/ジャーナリスト/TOKYObeta Ltd. 代表取締役
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TAKASHI SABETTO
佐別当 隆志
一般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務局長/株式会社ガイアックス ブランド推進室/Miraieオーナー
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KOJI TAMURA
田村 浩司
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 主任研究員
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NAOKO MIYASHITA
宮下 直子
NAOコーポレーション代表/Code for Nanto メンバー/NPO法人 利賀飛翔の会 会計/利賀らくらく運転代行の会 代表/一般社団法人 ナントライフ 事務局
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KAZUNORI ISHII
石井 重成
釜石市 オープンシティ推進室 室長
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JUNJI MURAKAMI
村上 純志
NPO法人AIP 理事
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RIE KUROI
黒井 理恵
株式会社DKdo 代表取締役
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MANAMI SUZUKI
鈴木 まなみ
コミュニティオーガナイザー/CivicWave主宰者
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MASAKI ITO
伊藤 昌毅
東京大学 生産技術研究所 附属ソシオグローバル情報工学研究センター 助教
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MASAKI NADA
名田 雅希
つくば市企画部総合交通政策課交通政策係主査
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KEISUKE SAITO
齊藤 啓輔
北海道天塩町副町長
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MASAKI TAKEDA
竹田 正樹
ヤフー株式会社 データ&サイエンスソリューション統括本部 データサービス本部・サイエンス本部・産学連携推進室 データコラボレーション戦略室 室長
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TAISUKE MATSUZAKI
松崎 太亮
神戸市企画調整局創造都市推進部ICT創造担当課長
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HIROAKI INATSUGU
稲継 裕昭
早稲田大学政治経済学術院教授
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SHIGEOMI SHIBATA
柴田 重臣
Code for Ibaraki
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YOKO MAKI
牧 葉子
自治体学会、都市計画学会 会員
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ISMAIL ARAI
新井 イスマイル
奈良先端科学技術大学院大学 総合情報基盤センター 准教授
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YUSUKE KURISHIMA
栗島 祐介
Supernova Inc. Co-Founder & Director (Community Producer)
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KENTARO WATANABE
渡邉 賢太郎
NPO法人ETIC. Social Startup Accelerator Program SUSANOO(スサノヲ)プロジェクトプロデューサー
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YUHEI SUZUKI
鈴木 悠平
株式会社LITALICO, LITALICO発達ナビ 編集長/NPO法人soar 理事
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YASUTAKA KODA
幸田 泰尚
株式会社リクルートホールディングス Media Technology Lab. プロデューサー
MESSAGE
私たちはどんな立場であったとしても誰もが最終的には「市民」です。
立場を越えて、そろそろ自分たち自身のことを一番に考えてみませんか?
現在、社会はたくさんの困難な課題を抱えています。解決できそうなものは解決されてきているものの、依然、困難な課題は(後回しにされるものもありながら)多く残されています。
環境、貧困、少子高齢化による様々な問題、こういった課題に対して僕らは力を合わせていくときに来ています。 シビックテックはそんな課題に対してテクノロジーやデザインという武器を使って、これまでより効率的で安価に解決する行動だと思っています。
社会のサービスを提供するプレイヤーには大きく三つあります。 税金の再分配をすることで社会に対してサービスを提供してきた行政(公共セクター)、資本主義のエコシステムに乗っ取ってサービスを提供する企業(民間セクター)、そしてそのどちらでもない非営利型の市民コミュニティ(市民セクター)。
行政は市民自身から税金という形で資金を得て、市民に対して必要なサービスを提供します。そこには「儲かる」という考えはなく、市民のために必要なサービスを提供していくことが使命です。しかし、市民の要望が多様化していく中で限りある財源の中では、全ての要望を満たすことは難しくなってきているのが現状です。
それに対し、企業は現代の経済のエコシステムの枠組みで動いていて、何らかの方法で集めた資金を使ってサービスに変え、そのサービスで得られた利益で資金を増やしていくことでサービスを継続させていきます。企業はたとえどんな企業理念があれども営利目的の組織であることに変わりはなく、利益を追求していき、それをサービスの品質向上や継続性に使っていくことになります。
市民コミュニティはその二つのどれとも異なります。企業とは異なり、非営利型で市民に必要なサービスを提供します。彼らが活きるのは資本主義の経済システムではどうにもならない領域です。たとえ儲からないことが分かっていても市民としてそれが必要だと思えばそれを支えるのが市民コミュニティの存在意義だからです。そして、行政や企業と異なり、サービスの継続性に必要なものは資金だけとは限りません。「あの人が困っているから」、「自分が必要としているから」、そういったモチベーションがサービスの継続性を支えていることも多く、これは経済のエコシステムとは異なる別のエコシステムが働いていると考えられます。
ただ、私たちはこの三つのセクターのどこかあるいは複数に属しながらも、本質はやっぱり「市民」なんです。企業がどんなに儲かっても、行政がどれだけ効率的にサービスを提供できたとしても、最終的に私たち市民を幸せにできなければ何の価値があるでしょう。
私たち市民の血は三つのセクターの全てに通じています。 だからこそ、今、この三つのセクターについてあらためて考えてみるときが来ているのかもしれません。 シビックテックがこの三つのセクターでどう活かせるのか?シビックテックはどうあるべきなのか? CIVIC TECH FORUM2017では、異なる様々な立場の方々とともにテクノロジーを活用した未来のあり方について議論し、みんなで力を合わせて社会的課題の解決をはかる道筋を見つけていきたいと思います。
CIVICTECHFORUM2017 運営委員長 福島 健一郎
(一般社団法人 コードフォー・カナザワ代表理事)
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※領収書がご入用の方は、当日受付にてお申し付けください。
満員御礼!
イベント当日の登録はございません。ご了承ください
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- 申し込みは先着順で定員になり次第、締め切らせていただきます。
- お申し込み後のキャンセル及び返金はお受けいたしかねます。
- 当日の模様を記録する画像および映像は、『CIVIC TECH FORUM 2017 運営委員会』に帰属いたします。
- ご記入いただきましたご住所やEメールアドレスなどは、『CIVIC TECH FORUM 2017 運営委員会』のメンバーおよびメインスポンサーである株式会社リクルートホールディングスからの事務連絡に使わせていただくことがございます。
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