昨年初めて開催したCIVIC TECH FORUMではテーマ「公共とITの新しい関係」で、シビックテックの可能性と課題について触れた。また、ローカルコミュニティの歴史について知り、公共サービスの隙間を埋めるべく活躍しているシビックテックの事例を知ることができた。 そして、ビジネスの側面から取り組むシビックテックのあり方や、それらの支援環境などにも言及する機会を得た。 それはシビックテックが、「公共」に触れる最初のだ一歩だったかもしれない。 それから1年経ち、様々なシビックテックが引き続き実践されている。
CIVIC TECH FORUM 2016 〜 ローカル、ビジネス&テクノロジー 〜 | |
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日 程 | 3月27日(日)10:30-20:00 (10:00より受付開始) |
会 場 | 建築会館 建築会館ホール・イベント広場 〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号 http://www.aij.or.jp/jpn/guide/map.htm 最寄り駅:JR線・田町駅、都営浅草線及び三田線・三田駅 |
参加費 | ¥3,000(税込/昼軽食・懇親会費込) ※領収書がご入用の方は、当日会場受付にて発行をさせていただきます。 |
定 員 | 300名(先着) |
主 催 | CIVIC TECH FORUM2016 運営委員会 |
当イベントに関しましては、一部参加・途中退室も可能です。
お子様連れで聴講も出来ますし、お子様のご機嫌によっては場、会場入り口近くのキッズスペース(ロビーに設置)もご利用いただけます。お子様をお預かりする託児は行っておりませんが、キッズスペースの脇に椅子とモニターをご用意しておりますので、そちらでも会場内のセミナーの様子をご覧いただける環境となっております。
キッズスペースには安全管理のスタッフを配置しております。ただし会場の都合上、キッズスペースはあまり広いスペースではございませんのでご了承ください。
シビックテックとはテクノロジーのちからを得た「市民の手」で、社会・地域を改善していく取り組みである。もちろんそこには既に活動を広げている様々なステークホルダー(NPO、行政、ボランティア、民間企業)が存在し、それらのステークホルダーとの連携なしには、シビックテック活動に広がりをもたせにくいのが現状である。サブテーマ「ローカル」ではそれぞれのステークホルダーと共に、ローカルにおける「シビックテック」のあり方を模索したい。
国内のシビックテックは、その経済システムが完成しているとは言いがたい。テクノロジーを活用するソーシャルアントレプレナーは、現在どのように活動を広げていっているのだろうか。資金調達方法や海外事例などを織り交ぜながら、シビックテック分野のビジネスのあり方について言及し、一定の認識を共有したい。また、新しいテクノロジーを用いた実証実験も数多く行われている。テクノロジーが社会課題を解決する、その最前線の事例にも触れておきたい。
Hitoshi Kinoshita木下斉
一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス
1982年東京生まれ。早稲田大学高等学院在学中に、05年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、07年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。全国で補助金に依存しない地域再生事業を立ち上げ、事業連携・政策提言組織として一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンスを設立。内閣官房地域活性化伝道師。著書「稼ぐまちが地方を変える」など。
Takeshi Kato加藤たけし
NPO法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京) / パートナー、株式会社ループス・コミュニケーションズ / コンサルタント
ソーシャルメディアのビジネス活用コンサルティングを手がける株式会社ループス・コミュニケーションズ所属。本業外でもNPO、マーケティング、政治・行政、新しいワークスタイルに関連する講演や執筆を行う。「働き方と組織の未来」ダイアローグを主宰する一般社団法人 Work Design Lab 共同創業者 兼 理事。准認定ファンドレイザー。SFC卒。
Takuya Okamoto岡本 拓也
NPO法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京 / 代表理事、認定NPO法人カタリバ / 常務理事 兼 事務局長
大手監査法人、外資系コンサルティング会社を経て2011年3月に独立。同年4月よりソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)の代表理事に就任し、現在はSVP Internationalの理事も務める。また2011年5月より認定NPOカタリバの常務理事事務局長に就任し、ソーシャルビジネスの現場と支援の両面からセクターの発展に尽力。公認会計士。
Tomohiro Oda小田知宏
NPO法人発達わんぱく会 / 理事長
5年間で20件の助成金総額5,000万円、融資2,500万円を資金調達。発達障害児の早期療育施設「こころとことばの教室 こっこ」を4ヶ所開設し、顧客満足度の高い療育を提供。開設コンサルティング事業や保育園巡回事業に新しく取り組み、ノウハウを全国に広げてソーシャルインパクトの拡大を目指す。
Makoto Gensho玄正 慎
Coaido株式会社 / 代表取締役CEO
1981年生まれ、福井県出身。横浜市立大学卒業後、ヨコハマ経済新聞の創刊に参画。不動産会社に勤めた後、iPhone発売を機にアプリプランナーとなる。2013年、ハッカソンで心停止者救命支援アプリを発案し優勝。Coaido株式会社を創業し、2015年10月よりAED使用率向上アプリの実証実験を開始。ITとデザインで突然死を減らせる社会の実現を目指している。
Keiko Koda甲田恵子
株式会社 AsMama / 代表取締役社長
大阪生まれ。米国留学を経て関西外大卒業後、環境事業団に入社。2000年ニフティに転職し海外事業に従事。2005年同社在籍中に長女出産。復職後は上場・IR主担当を拝命。その後、ベンチャー投資会社ngi groupにて広報・IR室長に就任。会社都合で2009年に同社退社後、11月AsMamaを設立し代表取締役社長(現任)。
Miho Koibuchi鯉渕美穂
MIKAWAYA21株式会社 代表取締役社長
東京理科大学卒業後、外資系コンサルティング等を経て現職。2014年に長女出産。「子供からシニアまで安心して暮らせる社会」の実現に向けて、新聞販売店等を拠点にシニアの「”ちょっと助かる”まごころサポート」展開。日本の社会問題の一つの解決策として、国や自治体とともにドローン宅配サービスの実現を目指す。
Satoshi Maeda前田 諭志
株式会社デザイニウム 代表取締役
1979年香川県生まれ。1998年会津大学入学を経て2005年会津に株式会社デザイニウムを設立。 ウェブ、スマフォ、デバイス連携アプリ等の開発を事業としながら、創業時より地域に根ざしたサービスを手がける。CODE for AIZUのメンバーとして、市民や学生と課題解決型のサービス&持続可能なビジネスモデルを作ろうと日々模索中。
Satoshi Maeda山本 文和
株式会社otta 代表取締役社長
1977年 山口県生まれ。半導体ロボットのエンジニア、業務システムのPG・SE・システム提案営業を経て、株式会社ottaを設立。自分の子どもを守りたいという思いから、「みんなで、みまもる」がコンセプトとなる日本初の地域参加型見守りサービスを開発・運営。街全体を見守るスマート見守りシティ構想の第一歩として2016年4月より箕面市にて全小中学校の生徒・児童を対象とした大規模実証実験をスタートする。
Hiroyasu Ichikawa市川裕康
(株)ソーシャルカンパニー代表取締役 / Meetupコミュニティマネージャー
NGO団体、出版社、人材関連企業等を経て2010年3月に独立。国内外のソーシャルメディア活用事例の調査・研究・コンサルティングサービスに従事。2015年秋に世界最大級のローカルコミュニティプラットフォーム、Meetupの日本語化に取り組み、その後コミュニティマネージャーに就任。著書『Social Good小事典』(2012:講談社)
Shigeomi Shibata柴田重臣
Code for Ibaraki
ネットワークエンジニア。Code for Japan設立時にリサーチチームとして参加。Code for America Summitにも参加するなど、海外シビックテック事例について研究している。昨年まで実施していた井戸端会議世話人のひとりとして、多数の参加者から現場の話を聞いてきた。Code for Ibarakiメンバーとして毎月一回のシビックテックカフェを主催中。
Yoichi Aso麻生要一
株式会社リクルートホールディングス Media Technology Lab. 室長/株式会社ニジボックス 代表取締役社長 兼 CEO/Tech Lab Paak 所長
2006年、株式会社リクルートへ新卒入社。社内新規事業コンテストNewRINGで受賞し、社内起業家として2010年に株式会社ニジボックスを創業。2013年にCEOに指名され、現職。2014年からはリクルートグループのR&D戦略の立案を担当し、2015年4月よりリクルートホールディングスの横断新規事業開発部門 Media Technology Lab.室長へ就任。また2015年2月より、のべ160組400人のスタートアップ起業家、研究者、社会活動家を支援する渋谷のコミュニティスペース「Tech Lab Paak」の所長を兼任する。
Yuki Bando坂東勇気
Code for Tokushima エンジニア兼代表、㈱GTラボ 代表、㈱電脳交通 CTO
徳島県在住、37歳。Code for Tokushima のエンジニア兼代表。㈱GTラボ代表取締役、㈱電脳交通CTO。 アプリ・Web・企画・製造・運営・サポート・営業・経営、なんでもこなすフルスタックエンジニア。高専卒業後、上京し、2011年に子育てのため徳島にUターン、起業。Code for Tokushimaは地元でもハッカソンしたいなと気楽な感じで2015年1月に設立。でもメンバーに様々な専門家が集まり、行政の中の人たちも積極的で、ハッカソンとは方向が違い私の出番はあまり無いのですが、地元にとって有用な看板になれてるかなと感じます。
Keiko Nose能勢佳子
肝付町役場企画調整課参事兼福祉課保健師、肝付町地域包括支援センター保健師兼主任介護支援専門員
1991年保健師として旧内之浦町役場入職。1997年介護保険法成立後施行準備から介護保険分野に従事。2005年市町村合併を機に肝付町福祉課異動。子育て支援から看取りまでのコミュニティと関わる。平成26年1月企画調整課兼務を命じられ、現在高齢者とIT共創のまち構築事業に携わり福祉・コミュニティー分野とテクノロジー分野の共創の場づくりを行っている
Akihisa Murakawa村川彰久
千葉市役所市民局市民自治推進部広報広聴課 主任技師
千葉市役所で勤務。 現在は広報広聴課に所属し、ちばレポ(ちば市民協働レポート)の運用を担当。 職種は土木職。従前は道路のアセットマネジメントや都市計画道路事業に携わっていたが、ちばレポを契機にオープンガバメントの推進やcivic techに取り組む。 Code for Chibaに所属
Jun Meguro目黒 純
会津若松市市民部危機管理課
会津若松市危機管理課所属。 過去に情報管理部門に14年間所属しており、身につけた知見を生かして業務に取り組む他、プライベートではLibreOffice日本語チームやOpenStreetMapのマッパーとしても活動。現在はGISをベースにした業務改善を模索中。
Hiroyuki Nishimoto西本 浩幸
株式会社デザイニウム オープンデータ推進員
名古屋市出身。会津大学卒業。 都内で10年間SEを経験したあと、ITと地域課題解決の可能性を求めて再び会津へ移住。個人事業でトライ&エラーする中でオープンデータと出会い、行動for会津へ参画。株式会社デザイニウム在籍後は地域のオープンデータ、シビックテック推進をサポートしている。
Kenichiro Fukushima福島健一郎
一般社団法人コード・フォー・カナザワ 代表理事
地域の課題解決をICTの力で解決できないかと考え、2013年5月にCode for Kanazawaを仲間とともに設立。 開発した5374(ゴミナシ).jpは全国のコミュニティの手で日本中に広がり、国産初のシビックテックアプリと言われている。 現在は、シビックテックを国内に広げるための活動も行っている。
Shunji Matsuda松田俊司
金沢市 市長公室 情報政策課 ICT推進室 室長
市役所入庁後、情報部門で財務会計や税システムの開発を携わった後、全庁的なネットワークの構築やグループウェアの導入を手がける。行政経営部門では情報システムの適正化に取り組み、平成24年度にICT推進室の新設にあわせて室長として配属、公衆無線LANやオープンデータの推進などに取り組んでいる。
Mutsumi Koura小浦むつみ
NPOバンク「ピースバンクいしかわ」代表理事
能都町宇出津(現・能登町)生まれ。9か月のアジア旅行ののち、フェアトレードを広める市民グループ「フェアトレードくらぶ」の活動開始。野々市市にて、フェアトレード雑貨とオーガニックデリ&カフェの店「コミュニティトレードアル」代表。平和な暮らしのためには「よい仕事場」と「よいお金の流れ」が必要、との考えから、北陸初のNPOバンク「ピースバンクいしかわ」設立、現在、代表理事。
Minoru Nakazawa中沢 実
金沢工業大学 工学部情報工学科 / 教授
情報通信工学と自律分散システムを専門領域とし、体が不自由な方でも、自分の意志で自由にコントロールできる拡張身体を作るという夢を実現するべく、情報通信分野からロボット工学・画像認識を統合した研究を行っている。また、最近は、地域創生に関するハッカソンを大学とその地域をベースにして定期的に開催を行っている。
Minoru Nakazawa山上幸美
みらい子育てネット石川県地域活動連絡協議会 輪島市理事
輪島に移住し20年。当事者として子育て支援にかかわる。乳幼児親子向けサロン「ほっとサロンみらい」運営。「おしごとたいけん」実行委員長。のとで子育て中の母親をつなぐwebアプリ「のとノットアローン」開発チームメンバー。
子供ブース:終日キッズスペース
会場入口近くにキッズスペースを準備し、スペース脇に椅子とモニターをご用意していますので、そちらでも会場内のセミナーの様子をご覧いただけます。 お子様をお預かりする託児は行っておりませんが、安全管理のスタッフを配置しておりますし、安心してオムツ替え・授乳が出来るように専用の部屋も準備しております。(※写真は昨年のものです)
テクノロジー学習ツールTouch & Tryコーナー by TMCN - Tokyo MotionControl Network
テクノロジー大好き集団TMCNが注目する、子どもたちを夢中にするテクノロジー&プログラミング学習ツールを体験できます。
体験可能な学習ツールはこちら!
PETS|littleBits|Springin’|CodeMonkey|Sphero SPRK|MESH|Moff Band|LEGO WeDo 2.0
イベント広場(屋外)
中庭には、マルシェ・珈琲コーナー・休憩スペースを準備しています。「CTFコイン」を受け取ったら、中庭でやっているマルシェで登壇者やパートナー団体の地域の特産品と交換したり、温かい珈琲を飲んだりして休憩してください。 (※写真はイメージです)
Ask Me Anything /何でも質問コーナー
登壇者の方々と直接の交流が取れるAMA (何でも質問)コーナーを、広場が眺められるホール脇で開催します。例えば、講演内容について少しわかりにくかったことを深掘りしたり、事例について確認してみたり。はたまたシビックテックや社会の未来について語ったり。AMAコーナー付近に各登壇者が出現する確率の高い時間帯のスケジュールが貼りだされますので、それを参考に是非顔を出してみてください。(※写真は昨年のものです)
グラフィックレコーディング
全てのセッションにグラフィックレコーディング(グラレコ)が入ります。グラレコとは、講演や会議の内容を、イラストや図解を使ってリアルタイムに共有化する手法です。その場で起こったハプニングやアドリブ、会場の盛り上がりを肌で感じながら、内容を聴き取り、構造化し、見やすいように手書きで表現していきます。わかりやすい議事録としての役割を超えて、参加者の関与度を高め議論を活性化するために有効なのです。 会場入口付近にグラレコが貼りだされますので、参加できなかったセッションを見たり、グラレコから新たなアイデアを得たりして参加者どおしの会話のきっかけとしてください。
CIVIC TECH FORUM 2016 〜 ローカル、ビジネス&テクノロジー 〜 | |
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日 程 | 3月27日(日)10:30-20:00 (10:00より受付開始) |
会 場 | 建築会館 建築会館ホール・イベント広場 〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号 http://www.aij.or.jp/jpn/guide/map.htm 最寄り駅:JR線・田町駅、都営浅草線及び三田線・三田駅 |
参加費 | ¥3,000(税込/昼軽食・懇親会費込) ※領収書がご入用の方は、当日会場受付にて発行をさせていただきます。 |
定 員 | 300名(先着) |
主 催 | CIVIC TECH FORUM 2016 運営委員会 |
メインパートナー | |
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